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第14回 2005


2006年3月開催

場所:東京都四谷区民ホール

「EARTH VISION 第14回地球環境映像祭」では、<コンペティション部門>にアジア・オセアニアから応募された映像作品の中から2度の審査を通じて選ばれた入賞作品を上映。
上映後には、映像制作者と観客との質疑応答が活発に繰り広げられました。3日間の上映審査会の結果、入賞作品の中からさらに、アース・ビジョン大賞、審査員特別賞、最優秀賞が選ばれました。また、映像祭では、今回から始まった<子どものための環境映像部門>に寄せられた全世界からの映像作品から選りすぐられた子どもアース・ビジョン賞作品も上映しました。






アース・ビジョン大賞


「レインボー」
Rainbow

(パレスチナ/41分/監督:アブドゥッサラーム・シャハダ)

占領下で破壊され、奪われ続けるパレスチナの人々の生活と生命。その痛み、悲しみをレンズに焼きつけるかのように、カメラはまわる。






審査委員特別賞

「生きる場所をさがして−化学物質過敏症と闘う夫婦」 
In a Quest for a Place to Live : A Couple Struggling with Multiple Chemical
Sensitivity

(46min/Japan/監督:中村 レン/製作:熊本放送)



5万種以上もの化学物質に囲まれた現代社会の生活。原因も治療法も見つかっていない化学物質過敏症に苦しむ人たちがいる。

 






最優秀賞

「東京原発」

(110min/Japan/監督:山川元 /製作:バサラ・ピクチャーズ)

「東京に原発を誘致する!」
突如飛び出した都知事の爆弾発言に都庁はパニックに。一方、極秘輸入されたプルトニウム燃料を積んだトレーラーはジャックされて!?





入  賞
<順不同・上映順>
「黒太郎一家の10年−ナベヅルと暮らす村・八代」

(53min/Japan/監督:白神 道空/製作:テレビ新広島)

山口県の八代盆地には、秋になると遥かシベリアからナベヅルが訪れる。明治から現代まで脈々と受け継がれる、八代の人とツルとの絆を描く。

「足もとに潜むもの」
On the Foot of Sorh-Kooh

(13min/Iran/監督:Mohammadreza Vatandoost/製作:Iranian Young Cinema Society)
(イラン/13分/監督:ムハンマドレザー・ワタンドゥースト)

イラン・イラク戦争終結から17年。国境沿いのクルディスタンには、今も地雷が眠っている。


「川底が語る−サケ先生の知床日誌」

(28min /Japan/監督:沼田 博光/製作:北海道テレビ放送)


「魚と話す研究者」小宮山英重さん。世界遺産の知床で、サケが森を豊かにしていく循環を解き明かす。


「森を支える生き物たち」
Pill Bugs : Ecosystems Sustain Forests

(15min/Japan/監督:三木 信哉/製作:日本放送協会)


森のひと握りの土の中にも、ダンゴムシをはじめとして数億の生き物が住む。
生き物たちと木々が長い間営んできた森林の生態系の循環を、特殊撮影を駆使して映像化。

「賢き狩人」
The Sage Hunter

(98min/Hong Kong/監督:Tony Cheung/製作:Light House Production)

(香港/98分/監督:ジャン・ドンリャン)

先住民の聖なる土地に、高速道路の建設計画が持ち上がった。自らの伝統と土地を守るため、ある若者が立ち上がる。


「涸れ果てる大地」

(52min/Japan/監督:阿久津 哲雄/製作:日本放送協会)


地球の血液ともいうべき水。世界の農業の現場でいま、水に何が起きているのか、その現状を紹介する。水の危機をとおして、日本人の食生活のあリ方を問う。

「無米楽−米を育て、生きる」
The Last Rice Farmers

(69min/Taiwan/監督:Yen Lan-chuan, Juang Yi Tseng /製作 :Public Television Service)
(台湾/69分/監督:イェン・ランチュアン、ジュアン・イーツェン)

台湾南部の農村に暮らす年老いた夫婦。きつい米作りに従事しながらも、おおらかに生きる彼らの生活を描く。台湾でロングラン上映されたドキュメンタリー映画のテレビ版。


「道をそれてはいけないよ。まん中を歩くんだよ。」
Don't Wander Off the Road. Stick to the Middle.

(3min/Japan/監督:吉田 博則/製作:YOSHIDA OFFICE)

子どもたちは、原っぱで遊ぶことができない。カンボジアでは今でも700万個以上の地雷が放置されている。

 

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子どもアース・ビジョン賞

水たまりの海賊たち

(10分/ドイツ/監督:クリスティーナ・シンドラー)

少年の折った紙の舟は、水たまりを進んでいく。 小さい生き物の目線で、都市のゴミを考える。


生命はつながっている

(3分/フィリピン/監督:エリザベット・ロハス)

地球上の生きもの、自然は、互いに影響を与えあい、支えあっている。


アトグアトグ!

(6分/フィリピン/監督:マイケル・ヴィンセント・D. ラバナル)

ある星にエイリアンがやってきた。 エイリアンはそこで、生き物アトグアトグに出会うだが……。


ストア・ウォーズ

(7分/アメリカ/監督:ルイス・フォックス)

「帝国軍」の支配下に落ちたスーパー。 農薬、遺伝組み換え、化学薬品漬けの食料が並ぶ。無農薬、有機農法を掲げる「反乱軍」が立ち上がった。


共生の裏側
−追いつめられた野生生物、消えゆく境界-

(44分/韓国/監督:ソ・ジュン)

野生生物の生息地域を、人間は開発によって、急激に狭めている。


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開催日:2006年2月9日〜11日


セドリック・ジャンクロス(カンボジア/映像プロデューサー)
前澤 哲爾(日本/メディアプロジェクトプロデューサー)
アン・マクドナルド(カナダ/農漁村フィールドワーカー)




賞を受ける監督たち。

アース・ビジョン大賞を受賞した「レインボー」のシャハダ監督。

「EARTH VISION 第14回地球環境映像祭」は、多くのボランティアスタッフ、インターン生によって運営されました。

レセプションの様子。観客の皆さん、監督、関係者、スタッフたちが交流する場です。

 

 


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